Drコーイチロー「真剣に飛ばしを考えてみた」№21

きちんとしたことをやってみて納得する。
当たり前だけど大事な事です。
「今日も新しいチャンスがあります。」

飛ばしを真剣に考えてみた。

飛ばしを真剣に考えてみた㉒
12162016

またまた、間が空いてしまいました。
ごめんなさい。
大阪座談会にご参加いただいた方々に、既に効果が出ているとのご連絡をいただきました。
良かったです。

もちろん効果が出るのです。
きちんと咀嚼をして、実行してくれさえすれば間違いなく効果が出るのです。
そして、その効果とは、単にまっすぐ打つとか、飛ばすとかいう、一つの要素だけに限定されたものではなく、全ての要素を向上させるのです。
だって、システムを効率化するのですから、そういう事になるのです。

その辺りが、既存レッスンとの大きな違いなのです。
対症療法のように、どこかだけを治そうとか、どこかだけを向上させようという事は、一歩間違えると、全てを破綻させる事に繋がるのです。

人間のシステムや能力、物理の原理原則をきちんと理解しているだけでなく、それを統合的に考慮して「理論」として構築しているので、既存のレッスンのように場当たり的な方法を見ていると危なっかしくて仕方がないのです。

推測するに、より良くなるために何かをしたことで、潰れて行ったプレーヤーは数限りないのだと思います。
なぜなら、そうならないわけがないことをやっているから。
物理的にでき得ないことをやっているから。
人間の機能的にやり得ないことをやらせているから。

さて、如何にシンプルにするか?
まず、多くのゴルファーが絶対に治さなければいけないのは、身体を回すとか、肩を回すとか、クラブをスウィングプレーンに沿って動かすとか、これまでゴルフの不文律というか、金字塔であるかのように語られてきた要素です。

これを治さない限り、身体を水平に回転させたり、肩を水平に回したりなどという事を鵜呑みにしている人には、はっきり言って明日はありません。
どれだけ練習しても、上達しません。
上達したとしても、間違いなくあなたの上っている階段は途中で、それもかなり低いところで途切れてしまいます。

自分自身にとって、本当に重いと感じるものを両手で抱えて持ち上げて、それを狙ったところに放ってみてください。
ライナーで放ったり、ほわーんと放ったり。
でも、きちんと狙ったところに放るのですよ。

それをやっている時に、あなた自身が『回す』と考えている動きの感覚を活用したら上手く行くのでしたら、その『回す』の解釈は間違っていないとお考えください。
でも、そうでないのなら、その『回す』は間違いです。

当然、これまでお話した力使いを妥協してはNGです。

人間である限り、ほぼすべての人にとって、ラインに力を掛けるという動作は、この動作を根本に実行されなければ、効率化が図れません。
ましてや、ゴルフのように、物理的性質の異なる道具を、異なった大きさの力でスウィングするという極めて複雑な作業を要求されるゲームに於いては、自分自身の身体の力の出し方を効率化(=シンプル)にしなければ、間違いなく上達しません。

まずは、話を聞いて「なるほどぉ~」で終わらせずに、身の回りにあるあなたにとって本当に重たいものを探して、それを狙ったところに放ってみてください。
そして、本来あなたの体がもっている正しい力の出し方の感覚を、自分自身で明確につかみ、それをいつでも実行できるようになってください。

それができなければ、効率よく飛ばすなど不可能だとお考えください。

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