Dr.コーイチロー「真剣に飛ばしを考えてみた」No18

申し訳ありません18を掲載し忘れました。

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「今日も新しいチャンスがあります。」

飛ばしを真剣に考えてみた⑱
11182016

少し「ひとり言」の世界に入っていて、「飛ばしを真剣に考えてみた」に間が空きました。
ごめんなさい。

さて、ひとり言を読んでいただいていたという前提で話を展開します。

自分自身が正しく力を掛ける。
道具がそれを反映してくれればもちろん結果が引き出せる。
つまり、どういう事かと言うと、脳と体と道具が整合性をもって結果を作り出せるということ。
更に考えると、そうなることで、人間としての機能を発揮可能な、高効率なシステムの構築ができるという事なのです。

あなたの周りに14個の太鼓があります。
それぞれの太鼓は大きさが違うのです。
そして、それぞれの太鼓を叩くバチはそれぞれ異なるのです。

どんなバチを使いたいと思いますか?
小さい太鼓に力を出しやすいバチ?
大きい太鼓に力を出しにくいバチ?

そのバチは、体格や体力、力持ちかそうでないかによって替えたいと思いませんか?
ある程度自分でどんなのが叩きやすいか推測がつくと思いませんか?

自分自身がある目的を達成するときに、それが出来そうなのかどうか?
どうやったら出来そうなのか、自分自身がある程度推測できるし、それに、事前に身体を動かして表現すればできる感じは作り出せるのではないでしょうか?

では、あなたがゴルフをするとき、そんな素晴らしい機能を活用していますか?
自分に対して置かれた太鼓の位置が変わると、どこかの関節や、部分の形を考えないと、或いは、人から写真を見せられ、線を引かれて説明されないとできませんか?

そうしないとできないと思い込まされて、叩きにくいバチを使って、「上手く太鼓を叩けるかな?」などという事を不安に思いながら太鼓を叩こうとしていて、良い音色を出せるのでしょうか?

飛ばすという事が多くのゴルファーにとって魅力なのはもちろん理解できます。
だからといって、飛ばすという事だけを別個なものとして能力を突出させるという事を考えることが、可能なことなのか?更には、ゴルフのゲームを楽しみ、向上させるという意味において、有効なのか?という事を考えないわけにはいかないのです。

ヒューマンパフォーマンス・コンサルタントという仕事をしている立場として、ヒューマンパフォーマンスの博士として、ゴルファーにとって不可能なこと、効率の悪いこと、つまり、茨の道を一生歩くことになるような「ウマい話」をすることはできないのです。

飛ばす能力を結果的に高めるためには、もちろんその他のことも同時にすべて高めないと「不可能:Impossible」なのです。

14個の太鼓を、違うバチで違う叩き方をして、それで様々な音色を響かせようとする。
一番大きな太鼓を
ゴルフのラウンドと言うのは、14個の太鼓をその太鼓なりの音色を鳴り響かせ、一つの曲を奏でるようなものなのだと思のです。
それを、一つひとつの太鼓の叩き方をバラバラに考え、バチを振る振り幅で音色を調節する。
バチを一番大きく振った時の腕の確度やバチの角度を記憶して思い出しながら、やっているつもりになることで大きな、素晴らしい音を奏でられると思い込んで、日々叩き続ける。
そんなことが本当に可能なのか?という事を一人ひとりが考えないと、自分にとって飛ばせるゴルファーになる道は開かれないのですよ。

実際には、今のレッスンの手法、道具のコンセプトって、ゴルファーにそういうことを強要しているのです。
その中で、ゴルファーが何を考え、何にフォーカスすることが大切なのかと自分自身で考えることもせず、考えることが大切なのだという事さえにも気づかずに、できないことをやり続けていればやれるようになると信じているのです。
やってはいけないことをたくさん記憶して、それをやらないようにしようという思いを持ってボールを打ち続けることで上手くなれると思い込んでいるのです。
それと同時に、やらなければいけないこともたくさん記憶して、思い出しながらやっているつもりになることが何かを作り出せると信じ込んでやり続けているのが多くの人にとっての今のゴルフなのです。

それは、無理!
それは人間として不可能!

その中で、飛ばしだけを突出させることなど更なる不可能だという事を認識してほしいのです。
全てを司る根本に、人間としての機能を有効に活用するという事が無ければ無理な話なのです。

じゃあどうしたらいいの?
ですよね。
部分の形や振り方ではないですよ。
それについては、これからじっくり進めましょう。

ああ、太鼓の話。
ふ~ん、で終わりにしちゃった人、きっと上達しませんよ。
その状況をイメージして、想像して、いろいろな太鼓を叩いている自分を創造し、想像し、表現して体験、体感してみるくらいしないと、何も分かっていないのと同じですから。

もちろん座談会ワークショップではそうした話を一方通行ではなく、相互通行で展開していきます。
騙されたと思って、顔を出してください。
絶対に騙しませんから(笑)

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