Dr.コーイチロー「真剣に飛ばしを考えてみた」No2

楽しい遊び、集中してインパクトの位置調べてみるのも悪くない。
「今日も新しい発見あります!」

真剣に飛ばしを考えてみた②
09122016

昨日は有効飛距離という考え方をご紹介しました。
最終的には、一打一打のショットで有効飛距離的な発想を持ち、それをつなげないとスコアにはならないのがゴルフ。
それでは、最初からそうなれるのか?というとそれほど甘くはないのです。
クラブを持ち換えたらすぐに結果が出るわけがないというのと同じかな?

飛ばすためには、もちろんインパクトで大きな力をボールに伝えなくてはならないのは物理の原理原則。
だから、インパクトで力を最大にできるようにしたい。
これが無ければ絶対に飛ぶようにならない。

クラブは長い棒の先に重いものがついているから、他で力を出しちゃうと、その暴れを何とかすることに力を使ってインパクトでは力を出しようがないのが、人間の体。
なんたってエンジンがゴムみたいな筋肉だから、一度伸びて一度縮むという事で力を出す。再度力を出すにはもう一度伸ばさないと有効に力を出せない。

まず、必須なことは、インパクトだけで力を出せるようになること。
それが最初から、上手く当たるとか、まっすぐ行くとか飛ぶとかという事に結びつかなくても全然気にしない。
これは、ほとんどの人が残念ながら、無意味な所で力を使ってしまっている習慣から抜け出て、本当に飛ばせる自分を作り出すには「絶対」要素なのです。

その動きはすごく大げさで良い。というよりも極端でないとこれまでのスウィングから離れることなど無理。
上手く当てたいと思った瞬間に元の動きに戻る。

何しろ、インパクトだけですごい力を出すことだけに集中する。
そして、その感じが自分にとってどんな感じなのかをしっかり感じる。
どこに飛ぶのか?
上手く当たるのか?
なんてことは、それができなければどうせ作りようがない。

誤解しないでほしいのは、いつも全力でやらなければならないという事ではないのです。
全体の動きの流れの中で、インパクトだけを極端に強くする。
例えば、今までだったら20ヤードのアプローチを打つくらいの全体のスウィングのイメージから、インパクトでは100ヤード打つくらいの力を出してみようとするのも良い。
でも、もちろんいきなり100ヤードになんか行くわけないから、全体の力は20ヤード的。
そこから、20、30、40、50、60、70、80ヤードとインパクトの力を強くして行って強さを作るという練習も良い。
それをやれば、他にも良いことがついてくる(秘密ですが:笑)。

力の入れ方が変われば、ボールの位置も変わるのが当たりまえ。
だから、最初から上手く当たるなんてことは起こらない。
でも、練習で「インパクトで力を出せているかな?」という事にフォーカスしてしっかり感じ、それを評価すれば、当りが悪くても、どこに飛んでも結構気持ちいいはず。

ボールを打ってしまうと当たりが気になるという方は、素振りから試して、感覚を掴んでから、ボールを打つのがお奨めです。
どうしてもクラブを持って、ボールを目の前にすると豹変してしまうことはありますからね。

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